小学生向けお勉強会「YouTuberになりたい君に知ってもらいたい事」

こんにちは
横浜の行政書士のしんもりなおこです。
先日、小学生向けに
「YouTuberになりたい君に知ってもらいたい事」
というお勉強会を開催いたしました。

子供達の関心の高いYouTubeと身近な作品制作をテーマとして、
子供たちが発信する側に回ったら気にしてもらいたい著作権のお話しを中心に
個人情報、肖像権のお話をしてきました。

インターネット環境の整備に伴い
SNSはとても身近になりました。
それは子供達も同じで、当たり前にネットワークに触れて、
将来の夢に「YouTuber」が上がってくる程発信する事に興味を持っています。

子供達には色んな事に挑戦してもらいたいです。
でも、ゲームやスポーツと同じで作品を発表するにもルールがあります。
ルールがあるからこそ多くの人が安心して作品を作る事ができます。
「将来の夢」なんて言わずに気になる事にはどんどん挑戦してもらいたいと思います。
その為にも作品を発表する際のルールを知って欲しいと思い、今回のお勉強会を企画しました。


お話の内容は
・知ってほしいルール
・作品ってなんだろう
・著作権ってなんだろう
・他の人の作品が使える時  
・おさらいクイズ
をしました。

知ってほしいルール

個人情報についてのお話しと肖像権についてのお話し、
そして著作権というルールの目的についてのお話しです。

作品ってなんだろう

著作権は作品と作品を作る人を守る為のルールですから
守る為の作品についてお話をしました。

クラスの人がみんな同じテーマ、同じ表現、同じ材料で作品を作っても
みんな違う作品になるのはなんでだろう?
みんな違う作品になるから価値があるんだよというお話を日常の制作を例にしたお話しです。

著作権ってなんだろう

〇〇権という難しい言葉は一切使わずに
財産権人格権のお話しをしました。
人格権のお話の方が子供達のイメージ湧きやすいかな?と思いましたので
こちらのお話の方が少しボリューム多めにしました。

生成AIについても触れて、私が生成AIで作成したイラストも見てもらいました。

また、実際にYouTube作品を作るとしたら気をつけた方が良いポイントを
お話ししました。
・音楽を流す時
・ゲームの実況をする時の
・歌ってみた、踊ってみた
等の人気のテーマで気をつけた方が良い事をお伝えしました。

他の人の作品を使えるとき

日常で他の人の作品を利用するシチュエーションは意外と多い事、
そして許可を得なくても利用できる場合もある事をお話ししました。
対象が小学生でしたから彼らの接する機会の多い
・学校での利用
・個人の利用
・引用
そして、著作権の存続期間が過ぎた作品についてお話ししました。

おさらいクイズ

お話のまとめをした後に○✖️のおさらいクイズをしました。

さいごに

わたしが美大で学んでいた頃は著作権について学ぶ機会はなかった気がします。
でも、インターネット整備が進み、AIの進化もめざましい今の時代
これからの時代を支える子供達にとっては著作権は必須の教養科目なのでは
無いかと思っていました。
今回、初めてお勉強会を開催して更にその思いが強くなりましたので
機会があればまた開催させていただきたいなと思います。

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