【個別支援学級の児童と保護者に対する支援】ヨコラボセミナーに行ってきたお話し。
こんにちは
横浜市の行政書士のしんもりなおこです。
横浜市のイベントにいってきました。今回はそのレポートです。
ちょっと前のイベントなのですが、是非知ってもらいたいと思う取り組みでしたので
ご報告いたします。特に
*個別支援学級にお子さんが通っている保護者様
*支援級には通っていないけどお子さんの特性で悩んでいる保護者様
*地域の子供の支援に興味をお持ちの企業の方
にお読みいただきたいです。
知人が開催されるセミナーに登壇されるという事で参加しました😊
「行政の支援の狭間に取り残されがちな当事者の目に見えにくい生きづらさと、
まだ活かしきれていない可能性があるのでは?」
とはじまった都築リビングラボさんの企画するセミナーでした。
今回お声がけくださった方も個別支援学級に通う子さんを持つ保護者です。
お住まいの地域で将来を考える時に、その子の得意な事、
好きな事を発見しておくのって大切だよね!という事で、
その得意な事、好きな事を発見する為のツールを使って見つけて活かしてみる。
という取り組みを行っています。
好きなことがわからない?
障がいの有無に関わらず、自身の強みや傾向を知れたら良いよね。
って思いますが、その為には「色んな所にちょっと顔を出してみる」「色んな所にちょっと挑戦してみる」
というステップを踏むことが多いと思います。
が、しかし、この「色んな所にちょっと顔を出してみる」「色んな所にちょっと挑戦してみる」事自体
がとてもハードルの高いことで「ちょっと」のつもりなのにうまくいかなくて
本人も親御さんも挫折の様な感覚を感じてしまって、それが積み重なってしまうと
挑戦しようなんて気持ちを起こせなくなる。
そして、自身の事を言語化する事が苦手な場合が多いから自身の好きを伝えにくいんだ
と教えてもらいました。
だから、失敗がより起こりにくい
ジャンルを把握しておく事が大切なんだと仰っていたのがとても印象に残りました。
今回の発見ツールは好きなことを数値化する事ができるので客観的に傾向を
掴める事も良い事だなと思いました。
そしてその結果を実際の企業でその子と親御さんに体験してもらう
という夢のような企画を行ったそうです。
協賛してくれる企業いらっしゃったからこその実現ですよね!😳
存在感の強い子は工場見学のアテンダント役
思いやりの強い子は化粧品メーカーの接客役
アピールの強い子はダンスレッスンを受け
創作性の強い子はゲームのストーリーを考えたそうです。
協賛してくれる企業がいるからこそできる事ですが、
これから存在感の強い子は工場見学のアテンダント役
思いやりの強い子は化粧品メーカーの接客役
アピールの強い子はダンスレッスンを受け
創作性の強い子はゲームのストーリーを考えたそうです。
協賛してくれる企業がいるからこそできる事ですが、
民間企業の障がい者の法定雇用率は2.5%で、従業員を40人以上雇用している事業主は、
障害者を1人以上雇用しなければなりません。
このような協賛をすることで業務と強みがマッチするのは企業としてもメリット
ですよね(もちろん受け入れの準備は充分にしないといけませんが)
小学校の工業見学を受け入れてくれている地域の企業さんは
こういった取り組みにも参加を検討して欲しいな。と思いました。
以前の販売の職場では70代、80代のご高齢の親御さんが40代、50代の障害をお持ちのお子さんと
ご一緒に来店されて「私が死んだ後、この子はどうなるのかしら」
という事をおっしゃる方が多くいらっしゃいました。
70代、80代の方でもお子さんへの眼差しや接し方は当時未就学児を育てる私や周りの保護者と
全く同じもので、伝わってきた不安や焦燥感は今でも忘れられるものでは
ありません。
その後行政書士の世界を覗くようになり
「親亡き後問題」という社会問題になっているという事を知りました。
そこで信託や後見の重要性を学んだわけなのですが。
障害を持った方の親御さんが亡くなった後の問題もあれば、
義務教育の内は守られているけど、その後就労に繋がっていないという問題もあります。
フォローが分断しない為には地域の力が必要になってきます。
就労問題に当たるにしても、その人の強みが分かれば有利になります。
好きな事が分かっていてその事に関わられるというのは人生の喜びにつながります。
子供のうちにその人の本質。強み、好きな事が分かるようになるというのは
ご本人にも、親御さんにとってもとても頼もしいことなんだと思います。
「つよみ発見」を企画しているグループは横浜市都筑区で活動されていますが、
私の住んでいる横浜市旭区でも展開して欲しいので、今回セミナーに声をかけてくださった
知り合いの方に旭区でもやってよ!手伝うから!
とはお声がけしました。もっと多展開されていくと良いなって本当に思います。
社会問題に一番早く対応するのが行政書士だ。と、以前読んだ書籍に書いてありました。
色々な社会問題があって、何か手伝えないかな?って思うのですが、
何をすれば良いのか見えていません。
色々調べてはジタバタしているばかりです。
知ろうとする事から、そして誰かに伝えようとすることから始めたいので
こちらで報告させていただきました。