GビズIDは取得お済みですか？そもそもGビズってなんだろう？？
roiroこんにちは横浜の行政書士のしんもりなおこです。
来年度からJグランツの代理人申請が可能になるそうです。
そうなるとGビズのIDを持っているとGビズ内で行政書士への委任も
可能になるので補助金を検討されている方はかなりスムーズに
なることが見込まれます。
その前に、GビズとかJグランツとか説明して欲しいな。
失礼しました。
実際の取得方法はGビズIDで細かく説明されておりますので、
こちらではそもそも、それってなんなのさ？というお話をさせて頂こうと
思います。
今回の内容は生成AIも活用してお話をまとめております。
GビズIDとは？
GビズID（ジービズアイディー）は、政府が提供するオンラインサービスを利用するための個人・法人向けの認証システムです。主に、中小企業や個人事業主が様々な行政手続きをオンラインで簡単に行えるようにするために導入されています。
事業主用のマイナンバーカードのような物と考えていただくとイメージが湧きやすいでしょうか。
便利なサービスを利用する為の鍵のような存在です。
GビズIDの主な目的
行政手続きのデジタル化を進め、企業や事業主が手続きを迅速かつ効率的に行えるようにすることです。
具体的には、GビズIDを使うことで、事業者が政府のオンラインサービスを利用する際の認証・ログインが一元化され、煩雑な手続きを簡素化できます。
GビズIDの種類
- 個人用GビズID（個人事業主向け）
- 個人事業主が利用するためのIDです。これにより、例えば、税務署のオンライン申告や、社会保険関連の手続きなどを簡単に行えるようになります。
- 法人用GビズID（法人向け）
- 法人（会社や団体）が利用するためのIDです。法人の場合、事業所ごとの管理が可能となり、法人代表者や担当者がオンラインで複数の行政手続きを行うことができます。
GビズIDアカウントの種類
- GビズIDプライムは、補助金申請や契約書の署名、税務申告など、高度な認証が必要な手続きを行う法人代表者や役員向けです。セキュリティが高いため、重要な手続きに使われます。
- GビズIDメンバーは、法人内の従業員や担当者が、権限に応じてオンラインで手続きを行うためのツールです。
法人の代表者が設定した権限で、簡単な手続きを行うことができます。 - GビズIDエントリーは、法人設立時や新たにGビズIDを作成する際に使われます。
法人番号を基にした簡単な登録で、法人がオンラインで行政手続きを行うための準備を整えます。
補助金申請を便利にしたいならプライムだね。
GビズIDアカウントの取得方法
書類の郵送での取得と、オンライン申請ができます。
| 申請方法 | 必要なもの | 備考 |
|---|---|---|
| オンライン申請 | 1. 法人番号（法人番号通知書、法人登記簿謄本など） | 法人番号が必要。登記簿謄本などで確認できます。 |
| 2. 代表者のマイナンバーカード（または、法人代表者の個人番号カード） | 代表者の本人確認が必要です。 | |
| 3. 代表者の電子証明書（ICカードリーダー、またはスマートフォンアプリを使用） | 電子証明書でオンライン申請を証明します。 | |
| 4. GビズID作成用メールアドレス | 申請完了後にメールアドレス宛に通知が届きます。 | |
| 5. 法人の印鑑登録証明書（オンライン申請の際は不要ですが、必要な場合もあるため準備しておくと良い） | 一部の手続きや申請に必要になる場合があります。 | |
| 郵送申請 | 1. 法人番号（法人番号通知書、法人登記簿謄本など） | 法人番号が記載された証明書を郵送で送付します。 |
| 2. 代表者の個人番号カードのコピー | マイナンバーカードのコピーが必要です。 | |
| 3. 代表者の本人確認書類（運転免許証、健康保険証など） | 代表者の確認書類（運転免許証や健康保険証）も提出。 | |
| 4. 法人の登記簿謄本（最近3ヶ月以内に取得したもの） | 法人情報を証明するため、最新の登記簿謄本が必要です。 | |
| 5. 郵送用の返信用封筒（切手を貼付） | 申請完了後に通知を受け取るために必要です。 | |
| 6. 代表者の署名（申請書に署名） | 申請書に署名が必要です。 |
郵送申請では１〜２週間ほどかかるけど、
しんもりがオンラインで申請した際は20分かからなかったよ
Jグランツ（J-Grant）
「Ｊグランツ」は、日本の行政サービスの一つで、電子申請システムです。
主に中小企業や個人事業主が利用できる、補助金・助成金申請を支援するためのオンラインシステムです。
なるほどね〜
でも、似たようなシステムって色々あるよね？
有名なのだけでも違いをまとめてよ！
- Jグランツ：補助金・助成金申請手続きに特化したシステムで、申請書類の作成から提出、進捗確認まで一貫してオンラインで管理できます。申請作業を効率化したい場合にはJグランツが適しています。
- ミラサポplus：補助金情報の提供が中心で、申請手続きは他のシステムに誘導される場合が多いです。
- e-Gov：補助金や助成金を含む広範な行政手続きに対応するポータルサイト。補助金以外の行政手続き（許可申請、届出など）もオンラインで行える。
税務申告（e-Tax）や労働保険、社会保険など、幅広い行政手続きをオンラインで一元管理したい場合便利です。
手続きの種類が多すぎるため、特定の手続きに絞って使いたい場合には必要な手続きまでのアクセスが複雑に感じることがあるかも。
| 項目 | Jグランツ | ミラサポplus | e-Gov |
|---|---|---|---|
| 目的 | 中小企業や個人事業主のための補助金・助成金申請支援 | 中小企業向けに補助金・助成金情報提供と申請サポート | 行政手続き全般のオンライン申請支援 |
| 提供者 | 経済産業省（補助金申請のための支援） | 中小企業庁（経営支援情報提供） | 総務省（政府の公式オンライン行政手続きシステム） |
| 対象 | 中小企業や個人事業主、法人 | 中小企業や個人事業主 | 一般市民、企業、団体（法人も含む） |
| 主な機能 | - 補助金・助成金申請書類作成、提出 - 進捗管理 - 実績報告提出 | - 補助金・助成金の情報提供 - 申請ガイド、選定サポート | - 税務、社会保険、労働保険などの行政手続きのオンライン申請 - マイナンバーカード・GビズID対応 |
| ガイドライン・サポート | - 申請書作成のためのガイドライン - 提出時のチェック機能 | - 補助金や助成金の選定ガイド - 申請手続きのサポート | - 各種行政手続きの申請ガイド - 電子申請の手順説明 |
| 補助金の種類 | - ものづくり補助金、IT導入補助金、雇用調整助成金等 - 各種政府支援プログラム | - ものづくり補助金、IT導入補助金、人材育成補助金等 | - 補助金や助成金ではなく、行政手続き全般（税務、社会保険など） |
| オンライン申請対応 | ○（申請書類作成から提出、進捗管理まで） | ×（補助金・助成金情報提供が中心） | ○（税務申告、社会保険、労働保険などの手続き全般） |
まとめ
色々便利なシステムがあるんだね。
でも、GビズってJグランツでしか使えないの？
いえいえ、他にも多くのGビズIDで利用できる省庁・自治体のサービスがありますからご覧になってみてください。
リンクを貼っておきますね。
↓
https://gbiz-id.go.jp/top/service_list/service_list.htm
多くのサービスがありますが、まずはIDの取得からですね。
お近くの行政書士にお問合せください。
